住之江区の安立・敷津浦地域包括支援センターでの多職種研修会

住之江区の安立・敷津浦地域包括センターが毎月行なっているケアマネジャーさんの勉強会に地域包括センターより住之江区のデータ・ボックス薬局に依頼があり、薬剤師の立場で参加させていただきました。

この研修会は薬剤師としても非常に為になる研修会で使用した資料については個人情報がある為写真としてblogにの載せることは出来ませんが、住之江区の4つの包括支援センターが困った症例で勉強になる症例を出し、どうすれば良いのか3ヶ月毎の地域包括センター毎の当番制を決め、医師など多職種も入れワークショップを行います。

当番でなかった包括センターは管轄内のケアマネジャーを集め、管轄内でも研修報告をし再度研修をされています。

今回のケースは院内処方の患者さんでよく似た薬効の薬を4種ほどと合計8種類の薬剤と服用しておりご本人がご自分で薬を調節服用する為、介護士が困っており、転倒が頻繁に起こっているが主治医には情報がキチンと伝わっていない患者さんのケースでした。

高齢者の転倒から骨折となれば命に関わることも多い為、ケアマネジャーや介護士にとって気になって仕方ない症例であり何とか転倒の原因を解明したいものですし、周りの医療従事者も転倒をしない様に原因究明と改善提案をしてあげる必要があります。

今回は薬剤師の立場から薬による副作用や、服用回数、ポリファーマシーの話とケアマネジャーさんからの質問に対する回答、病気のお話、医師や多職種の方との連携をした経験談などのお話をさせて頂きました。

個人的には地域包括センターでの研修会は大好きでまた機会が有ればお呼びして頂ければと思います。

研修では普段接する機会のない理学療法士のw先生には質問もさせて頂き、違う機会がありましたらまた色々なお話を聞ければと思いました。

今回は薬学生も同行で参加させて頂きありがとうございました。