手洗い手技勉強会
バイアル調剤薬局で正しい石鹸での手洗い、アルコールでの手洗いが実施されているか、知識が間違っていないかの手技勉強会をしました。
医療従事者の手指の手洗いに関してはアルコールを使用した手洗が2009年WHO手指衛生ガイドで推奨されています。
当薬局では70%のエタノールもしくはイソプロパノールで手指の手洗いを実施しています。
石鹸と流水の手洗いは、コロナウィルスが流行し始めた時に消毒液が手元にない方用にハッピーバースデーの歌を心で2回歌うまで(30秒程)洗って下さいとテレビでも何度もやってましたが、実際私たち薬局ではアルコールでの手洗いをしていた為実施したことがありませんでした。
今回は石鹸と流水を使用した手洗いではアルコールの手洗いと比べどれほど手洗いが出来ていないかを見比べて見ました。
医療従事者に対してアルコールでの手洗いが推奨される理由としては石鹸と流水の手洗いに比べ、20秒程の短時間で殆どのウィルスを除去でき、石鹸と流水による手洗いよりも皮膚の保湿を奪わない為、手にも優しい為です。
もちろん消毒液による手洗いの方法もありますので近日中にblogに書こうと思います。
石鹸と流水でしか落ちない植物性のチェッカーを使用し、30秒石鹸と流水による手洗いを実施しました。
洗い残しがないようにと気持ちも入り40秒以上は石鹸と流水での手洗いをしてますが洗い残しは結構ありました。
この洗い残しは結局2、3度この後しっかり洗いやっと落とすことが出来ました。
改めてコロナウィルス感染予防には消毒液を使用した手洗いの効果が必要だと感じる勉強会になりました。