ヒアレイン点眼液0.3%
10月12日のブログで目薬が1本で何滴でるかの検証を記載していますが、
その時の結果で90度で落とすよりも角度をつけるほうが、粘性のない点眼液は1適量が減り、粘性の高い点眼液は1適量が増えることがわかりました。
患者様からヒアレイン点眼液0.3%をさすと目がねばねばするので使用感が気持ち悪いとの質問を受け、どんな感じなのかを裸眼と1dayの使い捨てコンタクトを装着した上からどれくらい粘り気続くかと滴数が前回の結果通り角度をつけるほうがより多く出るかの検証してみました。
ヒアレイン点眼液0.1%に比べると0.3%の方が粘性が高く裸眼だと3~5分ほど、コンタクトの上からだと5分ほど目がかすんだ感じに粘り気が続きます。たしかに粘性が高く目に張り付いた感じが続きます。浸透後は普通の状態に戻りますが苦手な方の気持ちもなんとなくわかりました。気持ち悪さは使用される方それぞれによって感想も違うと思いました。
これだけ粘性があるので角度をつけると滴数が増えるはずと検証してみました。
結果、45度で119滴、90度で99滴と粘性が高いと角度をつけるほうが前回の検証通り滴数が上がりましたが、90度だと100滴も出ませんでした。今まで目薬は100滴はでますと説明してましたが今後の服薬指導は注意をしていきたいと思います。